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世界最強説!海自が誇る日本の最強潜水艦「そうりゅう」|軍事NEWS

世界最強?説の「そうりゅう型」潜水艦

黒い、極黒の潜水艦「そうりゅう型」。実物は本当に黒いらしいです。実際に見たことはないんですが。何たって潜水艦なので一般的に潜ってますから。一般公開もほとんどされていないようですし。。。そんな「そうりゅう型」潜水艦ですが、日本代表の最新鋭潜水艦です(多分)。世界でも一目置かれているその潜水艦のお値段は10番艦「しょうりゅう」で約513億円。リチウムイオン電池を搭載する11番艦「おうりゅう」の価格は643億円とされています。
この価格は先日記事にした「中期防衛力整備計画」の軍備単価にも記載されていました。

今回はその「そうりゅう型」潜水艦の性能をザクッとまとめてみました。

■今回の記事トピックス
●「そうりゅう型」潜水艦基本スペック
●世界最強?と言われている
●最強の理由「非大気依存推進(AIP)」
●スマホと同じリチウム蓄電池を採用
●音を出さないために外装強化
●静音性に優れた世界に誇れる潜水艦

「そうりゅう型」潜水艦基本スペック


出典:海上自衛隊

◎基準排水量/2,950t
◎主機械/ディーゼル2基・スターリング機関4基/推進電動機1基
◎速力/20kt
◎主要兵装/水中発射管一式・シュノーケル装置
◎馬力/8,000PS
◎乗員/約65名
◎主要寸法/84×9.1×10.3×8.5m(長さ、幅、深さ、喫水)
全長84mはなかなか大きいですね。現代の攻撃型潜水艦は、沿岸型・哨戒型潜水艦と呼ばれる40〜60m程度の小型の潜水艦が主流ですので、通常動力潜水艦の中では、大型の潜水艦といわれています。でも、「そうりゅう型」潜水艦はデカイのが特徴ってだけではありません。

世界最強?と言われている


出典:海上自衛隊 そうりゅう型潜水艦の7番艦「じんりゅう」

「そうりゅう型」潜水艦は「通常動力型潜水艦(ディーゼルエンジンやスターリングエンジンを使う潜水艦)」の中では世界最強と呼ばれていりそうです。「原子力潜水艦」ではない方。「通常動力潜水艦」と「原子力潜水艦」にはそれぞれ機能にメリットデメリットがありますからどちらが優れているとは言い難いですが(一般的には「原子力潜水艦」かな)。。。
通常動力潜水艦の突起する特徴は「探査能力」に優れていること。その中でも「そうりゅう型」潜水艦は他国と比較しても高性能と言われているのです!

最強の理由「非大気依存推進(AIP)」

非大気依存推進(AIP、Air-Independent Propulsion)。潜水艦を浮上させずに長期間の潜行を可能にする技術のことです。言い換えれば空気を使わずスクリューを動かす能力ですかね。一般的に潜水艦は内燃機関に必要な空気を取り入れる為に浮上もしくはシュノーケル航走ができる深さで潜行する必要があります。もちろんその場合、敵に視認されるリスクがあるため、できるだけ長期間潜水する能力が不可欠です。
「そうりゅう型」潜水艦には「スターリングエンジン」が搭載されています。詳しい仕組みはわかりにくいので記述しにくいのですが、この「スタークリングエンジンを導入していることで長期間の潜行を可能にしているのです。

スマホと同じリチウム蓄電池を採用

「非大気依存推進」を可能にする「スタークリングエンジン」ですが、液体酸素を補給する必要があることが少し問題でした。しかし2020年に竣工予定となっている11番艦はリチウム蓄電池を採用します。スマホと書きましたがあんなに小さな蓄電池じゃないですよ。もちろん。このリチウム蓄電池を採用することで「スタークリングエンジン」が必要なくなる程効率がよくなるとも言われています。

音を出さないために外装強化


出典:海上自衛隊 そうりゅう型潜水艦の2番艦「うんりゅう」

「スタークリングエンジン」や「リチウム蓄電池」だけでなく、外装にも音を極力出さないように吸音材や反射材を使用しています。この反射材が優れもので音が来た方向とは違う方向に音を反射する特性があるので、敵潜水艦のソナーから発見されにくくなります。

静音性に優れた世界に誇れる潜水艦

以上の機能から「そうりゅう型」潜水艦の静音性は非常に高く、世界に誇れる性能と言っても過言じゃないでしょう。この静音性を実現した技術が「そうりゅう型」を最強とする実力の一つと言われています。
これだけの高性能の潜水艦ですが冒頭でも申しましたが643億円ですからやっぱ「安い!」のではないでしょうか?前記事でも申しましたが、F35Aが116億円と比べたらやっぱり安い。F35Aが高いともあまり言えない気がしますし。。。
さすが日本のアナハイム・エレクトロ二クスと言われている三菱重工業・川崎重工業が建造した潜水艦と言ったところでしょうか。

アイキャッチ画像/出典:海上自衛隊

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